東京ビッグサイトで行われるインターナショナルギフトショー”Gift Show 2015″。その中に生まれた注目のコンセプトゾーン『ACTIVE CREATORS』。新進気鋭のデザイナーたちの才能がギフトショーに集う。そんな空間内のCEMENT PRODUCE DESIGNのブースの設計である。

1回限りで廃棄となる什器へのアンチテーゼ。多様性・可変性と持続可能性を持ち合わせた什器である。人とモノが自然と集まり合うような大きなダイニングテーブルであり、大きな家具である。

ミチシオ祭ー和歌浦アート&クラフト2014にて河野芳寛氏(Herb+)と共同設計したFRAMEのリデザインである。ブースエリア6mx3m内に設置される全長5mの2.5mx2ユニットによる展示販売ブースで、販売と購入の人の位置関係や、ストックエリア、天板の高さを段階的に変えられることで、終了後も多様な使用目的に耐えられフレキシブルな設計としながら、強度、精度を保有している。組み立て、解体はボルト締めなので簡単である。また照明を上吊り可能な仕様にすることで販売方法に変化をもたせた。