さ、さむいーーーーー！！さむすぎるーー！と関西に大寒波が押し寄せた先週末ですが、大阪淡路のゲストハウス木雲（とかいてモクモクと読む。）はオープンに向けて急ピッチで工事が進んでいます。

木雲では週末は毎週ワークショップ工事を開催していて、オーナーの友人やご近所さん、ゲストハウスに興味のある方が手伝いにきてくれます。
この日は二段ベッドを組み立てる工事でした。

ゲストハウス木雲は、木造の三軒長屋を改修した建物なので、古い躯体の中に新しいベッドフレームが組まれていきます。
以前お手伝いさせてもらったゲストハウスRICOは鉄筋コンクリート造の建物なのでタイプは全く違いますが、
躯体が露わになった建物はどうにもかっこよく、古いものと新しいものが入れ子になっている姿はとても面白いです。

そんな中、THE OFFICEチームの本日のミッションは洗面カウンターの制作。
しかも材料は現地調達！

現地調達とはホームセンターに買いに行くのではなく、現場で出た廃材を調達し、その場でどう料理してやろうかと悩むのです。
古材を使った造作を大工さんに指示しようと思うと、中々難しいものです。
自分で考えながら作るからこそ生まれる形であり、自分で手を動かす意味の答えのひとつだと思っています。

１階の洗面カウンターの場所は、元々階段があった場所でした。
今回はその階段の廃材を使って制作。
経年変化で色が変わり、滑り止めや段板の跡が残った材で作ったので、この場に馴染んだカウンターになったかなと思います。

唇をぶるぶるさせながら作業した後はここ！
実はオーナーが経営する銭湯・昭和湯が２軒隣にあり、木雲は銭湯付きのゲストハウスなのです。
番台のある昔ながらの銭湯でいいお湯を頂きました。
汗とホコリを流して帰れるなんて、銭湯×現場って最高…。今後別の現場でも、まずは最寄りの銭湯を探してしまいそう。

さてさて、そんな訳で木雲のワークショップは来週1/30･31が総仕上げです！
１日だけでも途中だけでも大丈夫ですので、ぜひぜひお手伝いくださいませ。
（もちろんお風呂付きですよ！）
▽詳細はFBページから.
https://www.facebook.com/events/175845972780129/