前編に引き続き、設置〜東京探訪編。

早朝の関空から羽田空港まで。東京ビッグサイトまでは空港からチャーターバスが運行。バスには同業と思われる人がちらほら。みんな東京近辺なんだろな、和歌山から来てる人はいないだろと、勝手に気合いをいれる。ちなみに東京入りの前日には工具一式の確認やスケジュール、２日目の行くとこリストなど、ザオフィスはごったがえし。先方さんの計らいで、FRAMEの概要などPOPを置いてくれるということで急遽フライヤーなるものを作成。みんな手に取ってみてくれるかな。

来ました東京ビッグサイト。そうコミケの聖地です。

ちなみに今回出展されるGift Showは、2400ほどの企業が参加、３日間の会期で約20万人が訪れるという巨大見本市。その中でも人気の高い「ACTIVE DESIGN & CRAFT FAIR」というコーナーの２ブースが今回の展示である。着いた瞬間は浮き足立って、なんだか落ち着かない。展示会場はいろんな業者さんが出入りし、ごった返しの状態。運送屋さんがすごい数で行ったり来たりしている。見たことない光景だ。

さっそく、設営開始。
先方のスタッフさんと一緒に設営していく。これからは先方さんのみで組み立ててもらうことになるので教えながらの設営となった。と言っても僕ら施工のプロではなく、、和歌山から工具も限られたものだけ持ってきており、足らないものは現地調達！！釘が欲しいとなると、周辺で落ちている釘を拾うww意外とこれが、いろんなものが落ちてて、、とりあえず図面を描いて想定していた通りに段取りよく組み上がる。

SQUAREの方も無事に設営完了。苦労して搬入した甲斐があり、パネルは全方向対応、吊りや中棚ありの展示にも適した寸法、金物になっている。これは我ながらいろいろ使える什器だと思う。これから事業者さんごとにレイアウトを考えて、微調整を行う。なにごともなく設営完了したのも良かったが、他の展示ブースの設営してるのを見れるのが刺激的だった。壊されることなど想定したことがなく、半永久的に安全・安心が当たり前の仕事をやってきた自分たちには、１日でくみ上げられ数日後には壊される空間というのは魅力に溢れていた。なるほど、こう作るのかとか、こういうものが必要なのだとか、やってみて始めて学ぶことがたくさんあった。

さて、明日のオープンに向けてやることは、、、とりあえずおつかれさまの乾杯。。w

てなわけで、これから東京ナイト開幕。大丈夫か、俺の胃。
まずは、時を同じく東雲のててて見本市に出すスタジオキイの梅本兄貴と合流して三田で海鮮を喰らう。美味かった！ここは東京のはずだけど、まるで有田、海南あたりで呑んでるみたい。

明日は早い兄貴と別れて、同僚MICHIの末妹が東京にいてるということで合流してスペイン料理屋へ。世代のギャップを感じさせないヤングなトークで乗り切り、パンやアヒージョをつまみ食い。同僚たちとも別れてそこから和歌山での大学同期と会うために恵比寿へ。

大学時代はずっと阿呆なことしかしてなかった２人は今や有名設計事務所でばりばり設計し、某大手広告代理店ででかいイベント企画している。社会人になってたまに会うそんな３人やけど、恵比寿のオシャレな店で阿呆なことを大声でしゃべる。会えば昔となんら変わってない。関東弁になっとるんにはイラッときたが、完全にホームに帰った感覚で気持ちのいい夜。そのまま締めはどっかのラーメン屋へ。４軒目はしごで食えるはずもなく、ひとり小鉢によそってもらって撃沈。

朝起きたら体には若干のダルさ。しかし、泊まった旅館が東京タワーを一望できていい雰囲気だった。玄関前で記念にぱしゃり。そのまま、さっそく東京ビッグサイトへ。デザインしたブースの写真撮影と視察をかねて他の展示ブースを見たり、非常に刺激的な時間だった。

設営したブースはともに大盛況。スタッフとゲストの購買関係にちょっとした狙いがあり、巧くいったのかなと手応えを感じる。写真撮影も終えて、ギフトショーを後に兄貴の出展している東雲「ててて見本市」へ。

前評判とおりの高いクオリティ。知人も何人か出展してたり、和歌山のショップのバイヤーさんに会ったり、いろんなブースの人と情報交換して、展示の仕方やトレンドのお勉強。うん、普通にめっちゃ楽しい。これからこういうイベントに積極的に参加しよう。

見本市をあとにして、見たかったオシャンスポットをいくつか回ってタイムリミット。羽田空港の回転寿司でおつかれさまの乾杯。最終便で帰りましたとさ。

exhibition workはこちら
2×2.5FRAME at Gift Show
SQUARE FRAME at Gift Show
CEMENT PRODUCE DESIGN